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体が重~い、岩みたい。
腿が膝がギシギシ。階段しんど~。
ベットリした汗。微熱も。
頭がボーっとする。ポカばっかり。
息が苦ジイ~。マスクなんてヤダ~。
経験したことのないこの症状。さてはコロナか!
・・結果は陰性。 なんと、脱水症!!
この症状は、すべて脱水症状だった。
6月末の梅雨が続く頃、原稿のやりとりが何種類もあって、
「私って、売れっ子作家?」と自分でツッコミをいれるほど。
締切に間に合わせようと、寝ない、食べないを繰り返していた。
ものを書くのは、精を込める作業。
が、とうとう精魂尽きて、ヘトヘトに。
そう、“精”を使い過ぎたのだ。
そしていきなりの猛暑に、干上がった!!
しかし、友人の牛山内科医の配慮でリンゲルを入れてもらい、復活!!
また友人たちの好意で、スープを届けてもらい、再生!!
だけど、水分がこんなに影響するなんて・・。
精が、こんなに重要なパワーだったとは・・。
一か月に3㎏以上の激痩せ、
文字通りわが身を削って得た大発見!!
そんな復活の過程をみなさまに公開しましょう。
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体の大部分を占める水は、体中に影響します。
だから、きっと体調改善のお役に立つはずです。 😛
ここで、腎臓の働きを東西の医学からリサーチ。
「心臓より大事なんじゃない?!」ときっと驚くよ。
A)東洋医学では、「腎」は“精”(生・性)を宿す場所。
誕生時から持っている【元の気】(生命エネルギー)を体に配る役目。
西洋医学でも、腎臓がその枠を越え、各臓器との情報ネットワークの司令塔として働くことを発見した!
◎つまり生命エネルギーは、腎臓を起点に体液(細胞液・血液・髄液)として、体中を巡っている。
発見! その体液が枯渇した!! 目は乾き、声が枯れ、足はギシギシ。
疑問? でも、生命エネルギーの原動力って、何によって動いてるの?
B)東洋医学は、腎と肺はシーソーのようにバランス関係を作り、元気を巡らせている。
西洋医学は、腎臓の陽イオンと、肺の陰イオンが反応し電気信号を発して、バランスを保ちながら、体液の運行に関わる。
発見!
胸(肺)が熱っぽく、喉もガサガサしていたのは、水の流れが悪くて、体熱を逃がせないのね。
対処!
で、ハッカ粒を口に入れた。
いきなりクシャミが2,3発。クシャミは風速320km。
たった一秒で、90メートル先に届くほど。
私のはもう少し可愛かったけど(笑)
でも肺の熱が下がった、と同時に、足のふくらはぎの張りが緩んだ。
「おお~、水が巡ったぁ!」
ハッカは透明な結晶で、小粒なので一つ二つ口に入れると、スーと熱を下げる。
猛暑の必須アイテムだ。
ただ水に溶けないので料理には不向き。
タイ風かイタリアンにして、ミントの葉っぱを活用。
ミントティでも。
<丸ごと野菜スープの夏野菜リゾット>
・ナス、トマト、ズッキーニ、玉葱、パプリカなどの夏野菜を炒めてから、まるごと煮る。
・そこに雑穀米を入れ軽く煮て、スープリゾットにする。
・仕上げにミントと、ピンクペッパーを散らして出来上がり。
C)東洋医学では、腎は骨と髄に働き、働きが悪いと「足がつったり、骨粗鬆症」に。
また脳も腎が関係し、弱ると「意志力・決断力・行動力がなくなる」。
西洋医学では、腎臓は緊急時、EPO(メッセージ物質)を発し骨や筋肉に働きかける。
脳は、腎臓の血液の動きと類似しているため、弱ると毛細血管に異常が起きやすい。つまり脳血栓、脳溢血。思考能力低下、鬱などの症状が。
発見!
ボー然、自失。いよいよ痴ほうが進んだかと思った。
そうか、脳は電気信号。シナプスも水がなければ発信できないよね。
対処!
脳は早くエネルギーが欲しいと言っている。
だったら糖質でしょ。でも糖分じゃないよ、炭.水.化.物。
食物繊維と共に、ゆっくりと腸から水分と栄養素を浸み込ませる。
腸内細菌で活力を戻さなきゃ。だったら発酵食品でしょ!
<塩発酵のトマトと豆腐の元気復活ソーメン>
ソーメン汁は、昆布とカツオと塩発酵トマトの汁で作り、醤油を少し足す。
ソーメンを茹でて汁をかけ、塩発酵トマトと塩発酵豆腐を添えて、千切りの青シソを加え、炒りごまを振る。
塩発酵トマトの汁は、うま味たっぷり。
<シソジュースの甘酒割り>
今年はシソジュースを2L入り瓶に15本作って、皆さんに喜んでもらった。
けど情けは人のためならず。甘酒と割ったら、全身に浸みる~~。
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方法はいつも足元に転がってます。手近にある簡単ノウハウ、もっと知りたくなりませんか?
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そういうわけで、今はシャキッ!!