去年の夏、天と地がひっくり返った。
愛車と共に、深夜の国道で!!
原因は脱水症???

去年の7月忙しくて寝ない食べないをしたら、体が干上がった。
怖いよ、体に水がなくなるって・・

体の水が枯渇したら、
筋肉に貯えていた栄養たっぷりの水が絞り取られ、
いきなり4㌔痩せ。まあ、シワシワに。

痩せたら軽くなりそうなのに、体は鉄のロボット。
重い~~ィイ
柔軟性はゼロ、誰かネジを巻いて~的な、ぎこちなさ。

眼もやられ、視界もぼんやり白内障!!
これが引き金で、天地がひっくり返る出来事となる。

で目の手術⇒預けてた猫逃走
⇒猫探偵は愛猫のグッズでおびき寄せを提案。
⇒愛猫グッズを持って車で走る
⇒信号無視車が突っ込む
⇒天地ひっくり返る。
⇒コロナで病院見つからず自宅待機??

そんなこんなで人生の転換を迫られ、車も家も処分。
引っ越しを決意⇒それが功を奏して、復活しましたぁ。(祝)

とはいえ猫のメルは、
チラシ1200枚の効果もなく、見つからないまま(涙)

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・・ここからスモモの話、始まりま~す。(前置き、長!!)

引っ越し先は、大國魂神社のお膝元。

鳥居くぐったら宮司さんがいきなり、
「今年でちょうど、1911年目なんですよ」

武蔵の国を護って、今年で1911才なんだって。
でも、私に言ったんじゃなく、
なぜか鳥居の所で彼はその言葉を放った。
誰に? (笑)

この神社は三月に空けずお祭りをしていて、
7月20日はスモモ祭り。
境内ではスモモを並べてて、神社では烏の団扇を配ってる。

 

始まりは鎌倉時代。
鎌倉は源一族が奥州征伐で凱旋。
お礼参りの手土産に、スモモを献上。
鎌倉殿の参拝は、団扇の「烏」に由来する。

その烏は、ヤタガラス。
1mほどもある三本足の神鳥。(太陽に住む鳥)

神武天皇の時代、
戦いの道案内をして
大勝利を導き、大和朝廷の設立に貢献。
それ以来、導きの神としてあがめられたとさ。

団扇で扇ぐと五穀豊穣・悪疫防除、
害虫は駆除され病気は平癒する。
私もありがたく、一ついただきました。

粋な絵柄でしょ? コロナ退散~!!

で、なぜスモモの祭りなの?
私も一パック買ってきた。

う、うま!! ジューシー!!

この酸っぱさが、体をキリっとさせる。
効く! これは薬だ!!

やっぱり!!
薬膳では、夏のスモモは「最高の薬」でした。

  • 体に潤いを与える
  • 肝臓の熱をとる
  • 血の循環を良くして、汚血を取り除く

つまり夏枯れを防ぐ薬だったのです。
大國魂神社エライ!!

でも一人では食べきれないよ~。
果物を生で大量は辛い・・。
幼い時の小児リュウマチの痛みが蘇る。

でも!!
小さなスモモなら、「丸ごと食」だよね。

で、煮ました。
すぐに色鮮やかなソースになって。
酸っぱいからレモンいらずで、深紅のソース。

・・・途中まで、ほんとに鮮やかだったのに。(´;ω;`)

もう少し水気を飛ばそうとしたら、ら、ら、ら、
焦げました!!  

ヘラでこそげ取ってコレ。
大匙1杯。うえ~~ん。

でも捨てないよ、スモモちゃん。
オリーブオイルに混ぜてドレッシングにしちゃった。
鶏の胸肉にかけたらイケルイケル。
ぜひお試しあれ。(焦げない程度にね?(笑)
 

 “もったいない精神”を、神様が見ててくれた?
この直後、りんごくらいの立派なスモモが届きました!!

うま!! 
ジューシー、ジューシー。・・と蝉も鳴いてる。 
じんわり汗も出て、夏の暑さが整いました。