[ヒューマンエイジ 人間の時代 第3集]
・食の欲望 80億人の未来は・・
初回放送日：2024年6月16日
録画のオンデマンドは、こちらから
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2024138631SA000/index.html
いきなりですが、私の好物は、お醤油味の焼団子なんですよね～。
でも、久しぶりに買ってがっかり。
団子特有のもっちり感がなく、ふにゃっと柔らかいのです。
材料の米粉に、何かが入ってる・・と思いました。
そうしたらたっぱり。
その日のNHKスペシャルが、答えをくれました。
その正体は、魔法の添加物、「異性化液糖」でした。
『異性化糖』⇒果糖やブドウ糖を主成分とする糖.
トウロモコシのデンプンを酸と酵素で「糖」だけを取り出します。
この糖は消化酵素で分解されないで、直接細胞に入ります。
じつはそれが大変なことで、インスリンの出番がないから、
糖尿病や、脳卒中、肥満を作り出す要素になってしまうんです。
固くならないスパゲッティや、そば、うどん。
いつまでもふんわりのしっとりケーキ。
暑さでも溶け出さない、ケーキのクリームも。
それだけじゃない。 毎日食卓で使うアレも『加工でんぷん』が。
『加工でんぷん』＝大豆から取ったでん粉乳液に薬剤を添加反応させ精製。
スナックやシリアル・マヨネーズ・ドレッシング・ジャムに使われてます。
増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、乳化剤として使用されるんですって。
どれも植物が原料、だったら問題ないんじゃない？？
と思ったら、精製しちゃうと、体の働きを阻害してウツや自律神経が。
健康は壊すは、それを栽培すると地球が壊れるは、と問題続出。
その農地は、南米のセラードと呼ばれる、日本全土の5倍の森林を開墾。
でも、そこはアマゾンの雨を取りこむ水源で地球を潤していた。
それがこの20年で、森林は半分になってしまったそうです。
つまり、日本が二つ無くなっちゃった計算。
このままじゃ、地球は干上がってしまう。
私は食改善を仕事にして40年。
ウツや引きこもり、肥満の子供たちを見るにつけ、
「丸ごと野菜スープ」を広めなきゃと焦ります。
外国では食育教育として、ジャンクフードの危険性を授業で伝えてる。
なのに、日本政府はその事実を見ようとしないのは、なぜですか？
知ってますか？ 超有名な外食産業の売上は、昨年度７７７７億円。
過去最高の利益率を記録しました。
今日の朝も、学生やサラリーマンが列を作ってました。
「食」は体を作ります。良くも悪くも。
スポンサー目線の民放では決して取りあげられない、食の裏事実。
NHKも遠慮がちにですが、こうして開示してくれました。
心から願います。
「食」を商売にするのなら、どうか人々の健康を取り戻すメニューを入れてください。
物価高のこの日本で、みんな一生懸命生きているのですから。
最後まで読んで下さってありがとう。(⌒∇⌒)
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