今年の夏は全国的に暑かった!!
なんと30℃以上の日が40日続きました。
夏が暑い年は、秋冬にダメージが大きく出ます。
コロナもあって暑すぎて、外に出ない、動けない。
・・そんな人は、この後の頑張りがきくように、今のうちに体調を整えましょう。
ところで…
- 夏の間に、手足にむくみや冷えはありませんでしたか?
- 現在、集中力は低下してませんか?
- おなかが冷えたり、下痢っぽくはありませんか?
体温は血液の温度です。
内臓や諸器官、脳には、栄養のある血液がたっぷり必要。
なので深部の体温は、皮膚表面より1℃~1.2℃高いのが正常。
そこには血液が充満しているからです。
熱中症対策のため、「水分補給・クーラー使用」が連日叫ばれていました。
でもどのくらいなら体に害がないか、その加減はどこも教えてはくれません。
この方法は戸外で働く人や、動きの多い人には有効です。
でもコロナ禍で閉じこもっている人は、鵜呑みにはできません。
そういう人が、水分補給やクーラーの多用をしていると次の症状が現れてきます。
◎手足が冷える⇒血液が深部に取られ、手足の血流は足りないかノロイ動きです。
◎集中力が低下した⇒脳の血液が足りません。
◎おなかが冷える⇒そこの血流も足りてません。
じつは私、この症状でぶっ倒れたことがあるんです。
自然食品店に勤めていた頃のこと、並んでいる商品は保存料を使っていないので、店内まるごと冷蔵庫状態です。連日そこにいたら、感覚も何もなくなって気を失いました。
低体温で低血圧、血が動かない怖さを身をもって知り、その後遺症は長くひびきました。
まさか一般ではそんな非常識な冷えはありません。
それなのになぜ、血流循環不足や血液不足が起きているのでしょう?
原因1)血液不足の原因⇒栄養失調?
いえいえ、現代人は栄養が足りないはずはなく、何かが多すぎて何かが足りない栄養の偏り。
原因2)循環不足の原因⇒血液を動かすエネルギーが少ない。
原因3)血流指令系統の狂い⇒夜と昼・食事の生活リズムの乱れ。
原因4)汗・尿・便の排泄量⇒充分に出なくて老廃物が残留。
暑い夏に「汗をかかない、動かない、冷えた飲食する、睡眠不足」
こんな毎日だと、4つのすべてが原因になり、低体温症になります。
夏は、一年で一番血流が激しく動く季節。その動きを利用して、からだ中の毒素をクリーンアップする時期なのです。
だから5つの浄化法で、老廃物を一掃しちゃいましょう。
1)通気をよくする=扇風機やサーキュレーターで部屋に風を送る。
2)お風呂で汗を流す=37℃~41℃まで、徐々に温度を上げ汗を出す。
三日以上は続け毛穴を開き汗の出やすい体にする。
3)お風呂で次の飲み物を片手に、じっくり汗を出す。
水400cc+下ろし生姜大匙1+黒砂糖小匙1=沸騰後弱火で5分。 (食事の間など、一日何度も飲む)
4)軽い有酸素運動を5分、食前にやる。(以下はかかと落とし)
イ)かかとを3㎝上げ床に落とすを1分間行う。
ロ)つぎに右膝を曲げ前方に勢いよく振り出す。左も同様に5回ずつ振る。
かかとに振動を与えることと、勢いよく振り出すことで、全身に血流が駆け巡り、毛細血管まで広がって邪気を排出。
5)食で体質を変えていく。
・温かい味噌汁や野菜スープに生姜を入れて飲む。
スープの作り方や、冷え体質に必要な食材は、次の投稿でお伝えしましょう。