そう言いながら私は、彼女の足首にそっと手を置いた。
「あ、温かい」と彼女はその手を受け入れた。
思春期入口の女の子の意外な素直さに、
ちょっぴり感動しながら私は言葉を続けた。
「こうして手を足首に回すと、脳はね、足首が激しく
ストレッチされていると勘違いして、血液をたくさん
送ってくるんだって。整体の先生が言っていたよ。
だから、温かくなるんだね?」
先ごろ、NHKスペシャルで、
「人体は、メッセージをやり取りしている情報機関」
と、京都大学IPS細胞研究所長・山中教授が、何週にもわたって
「体のネットワーク機能」を解説してくれた。
なんのことはない、それって「気」の動きじゃない!?
東洋医学は何百年も前から、気の流れを、経絡や経穴で示していたが、
その流れを教授は「ネットワーク」と今風に表現した。
科学の発達が昔の知恵を裏付けてくれるなんて、
ありがたやありがたや (#^.^#)
さて、中学女子も困っている、梅雨のむくみ。体の重ダル。
今、解消しましょうね。
ところで… トマトはお好き?
トマトのリコピンには、強い抗酸化作用があって、
悪玉コレステロールを減らして、動脈硬化を防ぐ。
おまけに、女性がうれしいメラニンを抑制、
コラーゲンも増やしちゃう ♪♪♪ TVでも大絶賛!!
しか~し!!!
体の情報ネットワーク的には、
トマトは、「食べ方」に注意すべき食材なのだ。
薬膳では、食べ物を薬として観る。
トマトは「解熱剤」に使う。
つまり熱を取ってくれる。
だから、梅雨冷えには、体を冷やし、むくませてしまう。
では梅雨時は、トマトは食べられない?
じゃなくて、食べ方を替えて、トマト効果を最大限に利用する。
それと湿気があると、体液の巡りが悪くなるため、意外に口や目が乾く。
スマホ世代に目の渇きは辛い。
そんなときに、トマトが体液を生み出してくれる。
だから食べ方を替える
トマトを塩漬けにする ⇒ 塩トマト
これがとぉ~っても、美味!!
トマトは粒の揃わない物で充分。
8個300g。300円だったぁ~
主婦ってこんなときに、幸せ感じる生き物です♪
これをこのくらいに切って、どんどん容器に入れる。
若いトマトの皮はそのまま。
写真のように、熟したトマトの皮は、手でむけるので取ってしまう方が、
口当たりが良い。
塩漬けにする
切ったトマトに、塩・小さじ3~4杯入れて混ぜる。
やること、これだけ。
48時間後の状態(冷蔵庫で1週間は持つ)
これをサラダや肉料理のトッピングに。
またヨーグルトに入れてもおいしい。
トマトジュースがこれまた、おいしくて深い味。
市販の物より、色も味も大違い。
生のトマトのジュースは青臭いけど、これは
ほんとうに旨い!!
塩トマトにすると、グルタミン酸が増えるから
ほんとうに… 旨い!!!!
トマトジュースを効果的に使う。
・夏の暑いとき。
・スポーツで汗をかいたとき。
・夏風邪で熱が出たとき。
梅雨時のトマトの食べ方はコレ
↓ ↓
トマトソース
旨味が出た塩トマトは、煮込んでソースにすると
ますますおいしさ凝縮。(生を煮込んだのより旨い)
圧鍋、弱火で汁がなくなるまで煮詰める。それだけ。
このまま、残り物を使ったチャーハンに混ぜた。
ご飯より、ブロッコリーの茎(ミジンにしたもの)の方が多いくらい
なのに、トマトが良い仕事してこれも驚きの味。
他には、
➢ 玉葱+ニンニクで、パスタ用ソース。
➢ 豆腐・ナス・オムレツのソースにも。
➢ もちろん、肉や魚にも合う、合う。
余ったら小瓶に分けて長期保存する。
トマトソースアレンジ
① ウスターソース+胡椒=混ぜる。
ケチャップよりいける。(2週間保存可)
② トマトソース+わさび醤油=おいしい!
この濃厚ソースを、アボガドにも。
③ ピザトーストも即席で作れちゃう。
トマトソース+イタリアンハーブ+オリーブオイル+生姜+胡椒=
混ぜるだけ。これをパンに塗って、チーズを散らせば出来上がり。
④ トマトは味噌や醤油とも、カレーとも合いますぞ。
味噌味のトマトスープの他、
トマト+豆腐+ひじき+ゴマ+醤油=全部フードプロセッサーで混ぜると、
“なんちゃってイカスミ味”のスパゲティソースに。
皆さまぁ トマトソースで、むくみを撃退して、
美肌も手に入れてね?(⌒∇⌒)
梅雨が終われば、暑い夏。
そのときも、トマトを工夫して、楽しんでね?
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