トマトの血液サラサラ効果は絶大です。
・トマトのリコピンは抗酸化作用が特に高い。
・LDL-コレステロールを減らし動脈硬化の予防をする。
・血糖値の上昇を穏やかにし糖尿病を予防する。
そしてうれしいことには…、
コラーゲンを安定させ、シミを防ぐという、願ったり叶ったりの働きです。
でもトマトを発酵させるって…、ちょっと心配?
大丈夫! 腐敗と発酵は大違いなんです。
発酵は微生物の働きで栄養素を倍加し、消化吸収もスムーズに。
そしてなんと、旨味成分グルタミン酸が増えて、ス-ッゴクおいしくなります。
作り方はとってもか~んたん。
材料はシンプル・・・
中位のトマト3個(約500g)+塩麹 大匙1杯(または塩5g)
滅菌したビンにトマトをざく切りにして塩麹(または塩)を入れ、
冷蔵庫で一晩置くだけ。
あくる日~1週間ほど持ちます。(塩麹はだんだん甘味が増します)
1週間後に残っていたら、フライパンで水を飛ばしてトマトソースに。
イタリアではトマトの出盛りに、家族総出で作って、一年中調味料として使います。
日本の味噌作りより簡単そうなので、真似しましょう。冷凍もできますよ。
発酵トマトは生トマトと同じように使います。ただし水がたくさん出るので、
その水はトマトジュースとして飲んで下さい。生臭みがなくすごくおいしい(^-^)
旨味成分があるので、かつおや昆布と一緒に出し汁として使っても。
<アレンジ① トマトスプレッド>
発酵トマトの水気を切り、マヨネーズとワサビを加えるだけ。
トーストやクラッカーの上に乗せ、最後に海苔を振ると、何じゃこりゃ~~!
…ビールが欲しくなるのが難点です。(笑)
<アレンジ② トマトリゾット>
これ好評でした。湿気の多い時、暑くてたまらない時も、意外に合いますぞ。
作り方:ベーコン少量(旨味付けなので少しで充分)を炒め、
玉葱・ニンニクを足してよく炒め、発酵トマトも加え、さらに冷やご飯を
ほぐし入れ、トマトの汁をヒタヒタに加えます。
ご飯にトマト汁が絡む程度に煮たら、豆乳をお好みの量足して、
胡椒・シナモン・ターメリックを一振りし、弱火で軽く煮たら出来上がり。
葱とチーズを散らして召し上がれ。
<アレンジ③ 冷やし素麺>
冷やし麺も意外なおいしさ。だしの鰹節のイノシン酸と昆布、
発酵トマト汁のグルタミン酸が合体すると、旨味成分がふくらむからです。
ぜひお試しを\(^-^ )♪
もう一つの、夏のおススメ!
スパイスを使いましょう!!
インドで、私はうんざりでした。
だってカレーしかないのよ。朝も昼も、明日も明後日も。
海老でもイカでも。鶏でも豆でも。
・・・カレー味 (_ _。) シュン
でも食べて分かった。体に効く!暑さに効く!
という訳で、とにかくスパイスで暑さを乗り切って下さい。
以前このブログで、ターメリックとシナモンをおススメしましたが、
それに加えてコリアンダー(抗菌作用)。
そしてクミン(消化・脂肪燃焼・抗がん効果)。
インドの食卓にクミンがビニール袋ごと置いてあって、暑がる日本人に、
そこの主人がしつこくススメるんです。
疑いながら食べたら ⇒ 清涼感 ~~~~~~~ ♪
それ以来、夏になる前から、これらのスパイスを使いはじめます。
炒め物に、スープに、唐揚げに、豆乳にと入れまくる。
私は湿気があると、靴下の後がくっきり残るほど浮腫みます。
でもスパイス料理を食べているうちに、肌がじっとり湿ってきて、
浮腫みが取れているんです。
浮腫みは、水の滞り。
湿度が高いと、肌の表面から汗が出られなくなって体に停滞するのですが、
スパイスが排泄を促し、汗腺を広げて汗を押し出してくれるんです。
冷房生活の方も毛穴が閉じがちです。
どうぞスパイスで、この夏を謳歌してくださいね。\(^-^ )♪
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