志村けんさんについで、岡江久美子さんが新型コロナの犠牲となりました。
有名人の死は、私たちにコロナの実態を身近にします。これも彼らのお役目のひとつであったかと、その生き様に敬意を表し、ご冥福を祈ります。
岡江さんのコロナ発症の原因は、癌治療の放射線で免疫が下がっていたことと、急激な病状悪化から“免疫の暴走”も考えられています。
免疫細胞は、怪しいとみると侵入者を猛攻撃します。
でも彼らはやみくもにぶっ飛ばすので、善良な細胞が巻き添えになってしまいます。
でも、その暴走を「ヤメテー」と止めに入る、免疫細胞があるんです。
そんな免疫を制御する物質を作り出すのは、「酪酸菌」
日本人の腸内細菌には、それが他の国の人よりずば抜けて多いそうですよ。
古来から日本人が木の実やキノコ、海藻や根菜などの食物繊維をたくさん食べていたので、それをエサに酪酸菌が増え、制御細胞が作られるのですって。
黄麹菌といい、酪酸菌といい、日本人はやっぱり「和」の民族なのかなあ?
ところが!! 日本人の食は様変わり。
カタカナ食ばかりで根っこの野菜や海藻を食べなくなったときから、制御細胞が激減。
で免疫細胞は大暴走、アレルギーやリュウマチなどの、自己免疫疾患が増えてきちゃったんです。
免疫力をつけるというのは、攻撃するだけでなく、やり過ぎないようにコントロールする機能も必要なんですね?
それは「共生・バランス・融和」ということですよね?
そういえば、新型コロナウイルスの抗体検査を拡大したニューヨーク州では、実際の感染者が、公表値の約10倍いる可能性が示されました。
感染しても発症しなかった人がそんなにいたなんて、彼ら体では、コロナウイルスが共生できていたのですね?
エコロジー思想のティモシー・モートン氏(哲学者)は、次のように言っています。
【コロナウイルス」は、敵として人間と対立しているのではない。彼らは他の存在者らと絡み合いながら、生態系の一部を成しているのだ】
私も35年の食事相談の体験から、それにまったく同感です。
だからこそ、塩納豆・塩麹をオススメします。
納豆+塩の代わりに、塩麴を使うと、もう少し発酵が早くなります。
(保存ビンを時おり逆さにして動かすと、発酵を一層助けます)
そうして、がごめ昆布や細切り昆布などを入れれば、
酪酸ができやすくなって、腸内はきれいなお花畑に変わります。
塩麴納豆の体験者の声を.ご紹介しましょう。
① 50代男性(酒造杜氏)(塩麴納豆+赤味噌+辛子)
{胃の鈍痛あり、便が固くスッキリ出ない。ゲップが出てお腹が重い}
1週間後=起床後すぐ排便。一瞬の快便。久しぶり。
夕方、2度目の排便。夜、3度目の排便。
1日3回なんて、何年ぶりだろう!?
2週間後=万全でない体調の中、支えてくれた塩麴納豆に感謝❣
② 40代女性(介護士)=仕事が重なると自律神経のバランスが崩れ、睡眠不足がち。
過去に開腹手術や内臓下垂もあり、そのせいか4~5日便意無いのが当たり前でしたが1週間もすると、朝まもなくトイレに行きたくなります。
塩納豆に鰹節や昆布を入れて楽しんでいます。